わたしが障害者施設を辞めた顛末 AiWOftDP

障害者施設の虐待経験についての諸々

就労継続支援A型事業所(障害者施設)で起こされた事業所側の異常行動と心理的虐待 Page1 - AiWOftDP

福祉事業所ぐるみで行われた虐待とそのゆくえ【いじめ】【パワハラ

 

「福祉事業所」というのは正確には「障がい福祉サービス事業所」と言い、下記「A型事業所」はそこに含まれます。

 

このブログでは福岡県春日市にある「就労継続支援A型事業所」(障害者が就労を目指すための福祉事業所)にて利用者エス(私のことです)に対して行われた心理的虐待を中心に、そこから派生した二次被害までを書きます。

 

福岡県春日市大野城市にある就労継続支援A型事業所における利用者への心理的虐待

 

私は春日市にある事業所で精神的な虐待を何度か受けました。当方の善意と無知から録音・録画をしていないこと、つまり私は立証責任を負う立場であるけれど証明不可能のため、そのことを盾に放逸の限りを尽くされ、揚げ句に事業所を辞めるに至りました。今回はその顛末を記します。

 

この文章は報復のためではありません。公益性の観点からアナウンスすることが目的です。そのため人名は仮名とします。ですが、社名まで仮名では公益性に資するためには矛盾する部分も出てくるのかなとは思いました。しかし今回取り上げる事業所に入所することを止めるのが目的ではなく、あくまで一事業所での悲惨な事例を書くことで、行き過ぎた権利の行使を問題視すること(と対策の助言)を主眼としていますので、意趣返しになるのを避けるためにも正式な社名は伏せることにしました。 (Googleマップのクチコミでは長文が書けないので、長文をこちらのブログに回したという事情もあります)

 

前半は事業所で起こったことの不平不満で、重い話はありません。こんな感じの出来事がありましたよ、という程度の訴えで、個人的な話が中心です。ただ、利用者が絡む話となるので、詳細を書くのが難しいです。後半は事業所をさらに異動させられてから以降の話ですが、ここからは私の見解も多く入ってくるので、読み物らしくなります。

 

そもそも心理的虐待って何?ということになると思います。私も今回のことがきっかけで知ることになりました。平成24年10月1日に制定された「障害者虐待防止法」の中のひとつに挙げられるもので、正直なところ、解釈が曖昧なのかサイトによって説明がまちまちだったり児童虐待と混ざっていたりして混乱しますが、字義通り精神上に与える虐待のことを言うようで、詳細はもう少し後のエントリーでサイトの引用などをして説明する予定です。

 

なお今回の件は又、刑法での傷害罪や、パワーハラスメント防止法なども(証明可能と仮定すれば)関連しそうだと思いました。

 

以下、各事業所と人物および肩書きの説明をしておきます。

有限会社プラトン(仮名)■福岡県3カ所と佐賀県1カ所にA型、福岡県1カ所にB型の福祉施設事業を展開。

P事業所(仮名)■プラトン系列の福岡県春日市に所在する就労継続支援A型事業所。

W事業所(仮名)■同じく大野城市に所在する事業所。


私=エス(仮名)■50代後半男性。W事業所半年→P事業所二年→W事業所約半年(すべて利用者として在籍)。

吉畑正美(よしはた)(仮名)■P事業所サービス管理責任者。40代前半女性(元W事業所職員、社員)。

火村真子(ひむら)(仮名)■W事業所サービス管理責任者。40代前半女性(W事業所における吉畑氏の元上司)。

社長■福岡市南区に普段は出所。隔週土曜日はW事業所に終日来所。

 

サビ管=サービス管理責任者■障害者福祉サービスを行う事業所で利用者の自己決定権を尊重した上で個別支援計画を作成し、スタッフやほかの専門職と連携を取って良質な支援につなげる役割を担っています。
https://litalico-c.jp/magazines/199
つまり事業所をまとめる管理者のこと。

 

※このすべての記事は私が以前火村氏経由で社長に直訴する目的で書いた文章を、氏名を仮名に変更して大幅に補足を加えた上でコピペしたものです。

 

※「経緯報告書」と書かれている箇所がありますが、これは一般企業で使われる「ミスをした社員が会社へその経緯を報告する」正式な書類のこととは違って火村氏経由で社長に渡した「プラトンで起きた事例の特に心理的虐待についての告発」書類のことです。正式な名称が分からないので便宜上この仮称を使っています。

 

 

 

私ことエスは精神的な障害によりプラトンが運営する福祉事業所に利用者として計3年弱通所していました。

 

最初は大野城市にあるプラトンのW事業所に入所しましたが、ちょうど半年して隣の駅(春日市)にPというプラトンの事業所が新設されたというので、数名とともに異動しました(普段は、P事業所よりK事業所という名前を使われることが多いです)。この時、W事業所職員だった吉畑氏も共にP事業所にやってきました。当初は男性のサビ管がいらっしゃいましたが、すぐ辞めて、吉畑氏がサビ管の資格を取り、その立場へ昇格。

 

以上、関係性が少し複雑でしたが、取り敢えず複雑なのはここまでです。

 

次からようやくメインの話に入っていきます。次の【2】のみ事情から「だ・である調」となっています。

 

就労継続支援A型事業所で起こされた数々の心理的虐待【2】

すべての問題は、吉畑氏が相談の場に於いて、相手によって対話に意図的に耳を塞ぎ(聞く耳を持たず)、コミュニケーションを遮断する態度を示し始めたことに起因する。

 

相談(※)に臨む際、私は病気の関係で言葉(単語や言いたかったこと)を急に喪失するため、予め相談事を詳細に書いたメモを用意していくのだが…。

(※)→アポを取ってサビ管と事務室で内容を問わず面談してもらうことを私が勝手にそう呼んでいる。

 

時間を掛けて書いたそのメモをサビ管に手渡し読んでもらう際、数秒程度、さっと斜めに目を通されるだけ。「あれで読めた(理解した)のだろうか」と心配していると案の定、文章中に経緯を私の見解含め、すべて書いているにも関わらず、すでに書かれているはずのその経緯に対する私の見解を私に求め直し「このことについてはどう思っているんですか」と、再度(再確認としてではなく)問われることとなる。不毛で無益なやり取り。

 

確かに多忙な相手に自分の書いた文章を読むことを要求してしまう私にも問題がないとは言えないが、いったん読むことを承諾したなら誠実な対応をしてほしかったと思う。

 

で、文章または口頭により概要を聞きとり、吉畑氏が口にするのはいつも必ず、「いや、」という否定的な枕詞の後にさらに続く否定的な見解や「私は間違っていない!」「〇〇さんは悪くないよ」「△△さんが正しい」など。

 

会話をする中で誰の行動が正当なのかなどを探り、相互理解していくことも相談の目的としてあるはずだが、対話の前に結論(「いや、それは違う」、「〇〇は悪くない」など)を言われてしまうため、私はもう何も言えなくなるし、対話に対する気持ちも削がれ、あとは「はい…」「そうですね…」としか言えず、言うべきことが伝えられないまま話はいつも終了する。なので、吉畑氏が誤解を持ち続けたまま、自分の意見が正しいとの認識を前提とした会話として、後々につながって行く。これは伝えきれていない私も悪いが、本当に、話ができる雰囲気というものを作ってはくれない。

 

そもそも、私が「困って」相談しに行っているのにも関わらず、なぜかいつも私に非があるという見解に着地して対話が終わる。相談しに行った私がばかみたいだし、相談するために赴いたのに、逆に説教されて終わりでは不条理なコントのようでもある。

 

事務室での相談の場に於いては「独善的」かつ「独断的」で、時に「威圧的」な感じをも吉畑氏からは受ける。

 

また、吉畑氏は話の骨子を先に自分で作ってしまい、そこから外れるような意見は強固に拒み(私の言い方では「否定し」)、その枠組みに沿って話が進めば上機嫌というように、吉畑氏の顔色を伺い吉畑氏のご意見に沿わなければ話が進まない。そこには幼稚さが伺われる。

 

利用者などに誤解している人がたまにいるのだが、吉畑氏は「上司」ではないし、我々は「部下」ではない。場を管理する責任者と利用者という関係である。なぜ我々が吉畑氏の顔色に左右されなくてはならないのかがよく分からない。

 

※次回からが具体的に起きた事例です。少しずつ、内容のあるものになっていきます。

 

就労継続支援A型事業所で起こされた数々の心理的虐待【3】

[1] 日時失念


ナッツ計量の流れ作業において18歳の利用者のノブくんとのことです。

その日、私とは机を挟んで対角線上に位置して彼はクルミを担当していました。

クルミ担当は他に女性利用者もいて、ノブくんと女性の2人組でやっていました。

 

私はすべてのナッツをボウルに入れ終わったものを混ぜる係でしたが、そのボウルにクルミの粉があまりに多く入っていたため、つい、「ザルを振るって粉を落として貰えると嬉しいな」とノブくんに言ってしまいました。なぜ女性の方には言わなかったかというと、その女性は網目の粗いザルを使用していたので、勝手に粉が落ちる仕組みだったためです。

 

つい私が言ってしまいましたが、本来はスタッフに伝えて言ってもらうべきでした。しかし何故私が直接言ってしまったかというと、スタッフの2人は、新人で、勝手が分からず同じ場所から(私とは距離の遠い場所から)ずっと移動してくれなかったからです。その時、その日のスタッフの中では唯一のベテランのIさんはどこに居たか今となっては記憶があいまいですが、とにかくIさんもたまたま近くには居なかった記憶があります。ですので「仕方なく」です。

 

吉畑氏から呼ばれ、「ノブくんは悪くない」と、まず結論から。

 

上記した、新人スタッフの件は吉畑氏には伝えておりません。いつものごとく話せる雰囲気がまったくなかったからです。病気に関わる出来事でもありましたので、一方的に叱責を受け、私は萎縮し、諦め、最後は「はい」「そうですね」という流れ。

 

そもそも仕事に前向きな姿勢としての親切心で言ったことなのに、ここまでお説教されるのは理不尽な話です。(ノブくんの病気に影響することだったのは確かなので、そこは非難されてしかるべきなのかもしれないですけど、それにしても悪気が無い私に対しての対応としては過剰です。私が反省し、以降やらなければ良いだけのことで、そう指摘して終わりで良いのでは?と思います。後述するように、数度に亘ってクドクド言うのは単に感情的なだけにしか捉えられないので、逆効果なのでは?とも感じてしまいます。)

 

ノブくんは自分だけが言われたことで、傷ついてしまいました。皆の前で、というのがいけなかったようです。吉畑氏経由で聞いた彼の言い分では「皆が自分を見ていた」とのことです。

 

私は彼の斜め前に居て彼に宛てて言ったわけなので当然彼のことを見ていたわけですが、彼を見ている人はいなかった(チラッと見たぐらいなら居たのかも)というのが私の見解です。

 

彼は若いし、始終、鏡かスマホに自分の顔を映し、じっと見ていたり髪をいじったりして、少し自意識が高めなのかという感じもする(これも主観で、私が勝手にそう捉えてしまっているだけですが)ので、ことさら「見られていた」と感じたのでは?というのが私の側の言い分です。

 

しかし、それにより彼の持病が悪化しそうだったということで、私もそのことで反省しました。

 

ですが、一つだけ思うことは、吉畑氏はノブくんの話は全部ストレートに受け取るのに私の言い分は見事なまでに聞こうとはしないのがすごく不自然で不思議です。もちろん自意識云々の話は吉畑氏に一切伝えていません(自分の勝手な想像なので)。伝えられる窓口もないですから。

 

この件は[4]に続く話です。

 

就労継続支援A型事業所で起こされた数々の心理的虐待【4】

[2] 日時失念(スタッフIさんの春日原事業所担当最後の日)


やや時が経ち、ノブくんが雑談で「若いころは良かった。年を取りたくない」というようなことを言っていて、利用者の一人 Мさん(後の[6]で出てくる人)が「そうとも限らないよ」云々と諭していて、私もノブくんには後ろめたい感情があったことも手伝って、普段人にアドバイスなどする柄ではないのですが、持論を展開してみたところ、ノブくんから「エスさんに言われるとつらいです」と言われてしまいました。彼には遺恨があったようです。(具体的記述は避けますが、私見では病気の彼に遠慮して周囲が甘やかし過ぎているように感じています)

 

で、吉畑氏に相談しました。「ノブくんを後輩として可愛がる感情がなくなってしまったが、どう接していけば良いですか」と。そしたら「ノブくんは悪くない」の一点張りで、こちらの言い分はほとんど聞いてもらえず(まずは私が困って「相談」しているのにも関わらず)。

 

ちなみに上述の、A4の紙一枚に印字した文章を数秒で斜め読みされたのはこの時です。

 

それだけでなく、私がスタッフ経由で言わなかった件の話を蒸し返してきました。こちらが困って相談しているわけで、ノブくんは悪くないかもしれないけど、私も悪くないわけだから、公平に話を聞いてほしいという感想を持ちました。著しく公平性を欠く態度をよく取られます。

 

それで、吉畑氏には「相談」は期待できないのだと悟り、以降こちらからは相談という形では吉畑氏になるべく話をもっていかないようにしていたのですが…。([3]に続きます)